ミスっても笑えてたのしいトロンボーン音ゲー『Trombone Champ』が海外で注目を集める GOTY候補との声も

一発ネタのゲームに見えるかもしれないが、音ゲーとしてちゃんとたのしめる作品

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Steamで配信中のトロンボーン音ゲー『Trombone Champ』が海外で注目を集めている。海外メディアのPC Gamerは本作のことを記事でGOTY(ゲーム・オブ・ザ・イヤー)候補だと表現しており、ツイートのリツイート数は記事執筆時点で約2.1万となっている。そのほかにもTwitterユーザー・Jacob DeRoseのプレイ動画が約2.4万リツイートとなっており、海外でかなりバズっているようだ。

本作はトロンボーンを演奏する音ゲーだが、うまくできないと珍妙な演奏になって笑ってしまう。コミカルな表現のゲームで、下手でもたのしそうでハッピーな雰囲気が魅力のゲームだ。

『Trombone Champ』はクラシック楽曲をトロンボーンで演奏する、コミカルな雰囲気の音ゲーだ。演奏はマウスの上下でノーツにカーソルをあわせ、ボタンを押すことで吹いていく。ただし、吹きすぎは厳禁。吹きすぎると息が切れてしまい、しばらく演奏できない状態になってしまう。一瞬だけ吹くのをやめ、譜面の合間に息継ぎをしていかなければならないのが本作のユニークな点だ。

ちゃんとカーソルをあわせないと、音程があってない演奏となってしまう。最初は自分の下手すぎる演奏で笑ってしまうが、本作は決して一発ネタのゲームではない。気になって筆者もゲームをプレイしてみたが、上達していく過程もたのしく、音ゲーとしてもしっかりしたゲームという印象であった。

画像はSteamのストアページより。マウスの上下で左のカーソルを動かし、ノーツがきたら左クリックかキーボードのボタンを押すとトロンボーンを吹く。

ゲームを起動してみるとストーリーがあるようだったが、最初以外は出てこないようなので、とくに気にする必要はないだろう(現時点で英語版のみ)。メインとなる演奏モードは最初はチュートリアルから始まる。コンボを重ねていくといった要素もあるが、基本的なゲームプレイのルールは上記のとおりだ。

デフォルトだとカーソルの移動がリバース状態になっており、マウスを下に動かすとカーソルは上にいく設定となっている。筆者のように、やりにくいと感じたプレイヤーは設定変更をオススメする。

筆者による「ジ・エンターテイナー」の初見プレイ動画。下手に思えるかもしれないが、それはそれで笑えるはずだ。

演奏モードはストアページの説明によると、20曲以上を収録している。収録楽曲は日本人でもおなじみのクラシック楽曲が中心だ。代表的な収録楽曲を挙げておくと、以下のとおり。

  • Take Me Out to the Ball Game(私を野球に連れてって)
  • The Entertainer(ジ・エンターテイナー。映画『スティング』のテーマ曲)
  • Entry of the Gladiators(剣闘士の入場)
  • Stars and Stripes Forever(星条旗よ永遠なれ)
  • Also sprach Zarathustra(ツァラトゥストラはこう語った)
  • Beethoven's Fifth Symphony(ベートーヴェンの交響曲第5番。「運命」)
  • God Save the King(国王陛下万歳。イギリスのアンセム)
    ※チャールズ新国王となったことで、Kingとしての収録に

曲名は知らないという人もいそうだが、どの楽曲もなんとなく聴いたことはあるであろう有名な曲がそろっている。プレイ中は背景の演出にも注目だ。野球ファンにおなじみの「私を野球に連れてって」では、ボールが飛んでくる演出や野球の写真が流れるといった場面がある。演奏中はキャラクターがトロンボーンを吹いている姿もあり、全体的なコミカルな雰囲気が本作の魅力だ。

「私を野球に連れてって」の背景演出。

「交響曲第5番」や「ジ・エンターテイナー」はかなり高難易度の楽曲で、最初は手が追いつかずにめちゃくちゃな音程でバカっぽい演奏になってしまう。それでも本作は全体的にコミカルな雰囲気があるので、下手でも笑ってごまかせるのがいい点である。何回かプレイしてみると、さすがに慣れて本格的な演奏ができるようになってくる。最初は笑えるが、慣れてくると上達が感じられるので、ちゃんとした音ゲーとしてもたのしめる。

なお、本作では息継ぎをする必要があるが、しっかり譜面どおりにプレイしていけば息が切れてしまうことはなかった。ずっと吹きっぱなしでスコアを稼ぐといったことを、システムでできないようにしているといった印象だ。もちろん、トロンボーンを演奏していると感じさせるポイントにもなっているだろう。

やりこみとしては、音楽家のカードを集めていく要素がある。これは楽曲のプレイでもらえるゲーム内通貨を使ってカードパックを買い、ガチャで音楽家のカードを集める格好だ。出てくるカードはモーツァルトなど、有名な音楽家のものである。カード集めはそんなに意味はなさそうだが、知らない音楽家を調べるきっかけにはなりそうだ。

PCゲーム『Trombone Champ』はSteamにて1520円(税込)で配信中。ゲーム内ではやや作りかけのような部分が見られるが、早期アクセスではない。Steamのニュースでは楽曲の追加など今後のロードマップが公開されており、アップデートにも期待できそうだ。

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Trombone Champ

開発元/Developer:Holy Wow
Publisher:Holy Wow
Platform / Topic: Pc